発生した磁場の時間変化とライナー収縮。内側のリングが時間とともに収縮するライナー断面の時間変化を示す。ライナーは初期磁場を閉じ込めたまま高速に収縮するため、最終的に直径10mm程度の小さな空間に強磁場が発生する。コンデンサから放電した時刻を0秒とし、コイル中心部の磁場をピックアップコイルによる電気的計測結果(破線)とファラデー回転による光学的計測結果(実線)を示す。両者がよく一致していることから、計測の信頼性が裏付けられる。40.7μ秒あたりで、最高強度の1,200テスラを記録している。

発生した磁場の時間変化とライナー収縮。内側のリングが時間とともに収縮するライナー断面の時間変化を示す。ライナーは初期磁場を閉じ込めたまま高速に収縮するため、最終的に直径10mm程度の小さな空間に強磁場が発生する。コンデンサから放電した時刻を0秒とし、コイル中心部の磁場をピックアップコイルによる電気的計測結果(破線)とファラデー回転による光学的計測結果(実線)を示す。両者がよく一致していることから、計測の信頼性が裏付けられる。40.7μ秒あたりで、最高強度の1,200テスラを記録している。