慢性ストレス負荷により室傍核(黄色の部分)での交感神経が活性化し(①)、第3脳室/視床/海馬の境界部にある特定血管においてケモカインというタンパク質が産生され、血液内に存在する中枢神経系抗原を認識する病原性CD4+T細胞が血液脳関門を超えてこの血管周囲に集まり、それを起点にほかの免疫細胞も集まって炎症が誘導される。この特定血管で生じた微小炎症が契機となり、新たな神経回路(②から⑤)が活性化し、胃・十二指腸を含む上部消化管での炎症が誘導されることで、心臓の機能不全により突然死が起こる

慢性ストレス負荷により室傍核(黄色の部分)での交感神経が活性化し(①)、第3脳室/視床/海馬の境界部にある特定血管においてケモカインというタンパク質が産生され、血液内に存在する中枢神経系抗原を認識する病原性CD4+T細胞が血液脳関門を超えてこの血管周囲に集まり、それを起点にほかの免疫細胞も集まって炎症が誘導される。この特定血管で生じた微小炎症が契機となり、新たな神経回路(②から⑤)が活性化し、胃・十二指腸を含む上部消化管での炎症が誘導されることで、心臓の機能不全により突然死が起こる