やじうまPC Watch
殺伐とした机の上に癒やしをもたらす「キーの芽」ほぼ最速レビュー
(2014/3/11 13:57)
11日にバンダイが発表したマスコット玩具「キーの芽」は、主なターゲットが20~30代の男女とされているが、比較的年齢層が高く、95%近くが男性という弊誌読者の心をもぐっと掴んだようで、記事には高い関心が寄せられた。今回、バンダイのご厚意により、発売前にこの製品を入手できたので早速レビューしてみた。
製品の見た目は、記事写真で見た第一印象と変わらない。高さは約35~45mmで、キーボード面などにちょこんと居座る感じが小動物的でかわいらしい。素材は「シリコンゴム(電池不要)」(メーカーによるリリースの表記ママ)で、柔らかく、押すとふにふにと曲がるあたりも、とても“ゆるい”。
本製品のコンセプトは「殺伐としたオフィスに緑の癒しをもたらす」というもの。実際にベンチマークを取るべく、筆者のノートPCに取り付けてみたところ、弊社オフィスはそこまで殺伐とはしていないため、公称値と厳密な比較はできなかったが、確かに気持ちが和らぐ効果を確認できた。
ノートPCのどのあたりに設置するかはユーザーのセンス次第。公式動画のように、キーの上に設置することもできる。それは邪魔になるのではという意見もあるだろうが、Insertなど、余り使わないキーの上に置いておけば、致命的なほどには邪魔にならない。また、打鍵時にぷるぷると震えるため気が散って、そちらに目が行くため、画面を凝視し続けて目に負担がかかるのを抑えることもできる(※効果には個人差があります)。
なお、キーの芽という商品名ではあるが、プラットフォームやOSは選ばないので、AndroidタブレットやiPadでも使える。むしろ吸着性はタッチパネルの方が良い。Google Earthで新宿御苑あたりを表示させると、没入感が高まるという効果もある。
一方、若い女性社員にキーの芽を付けた状態のPCを見せ、感想を求めたところ、「おじさんが使ってると、ツッコミ待ちなのかなって思っちゃう」、「商品自体はかわいいけど、使う人次第」という手厳しい意見が返ってきた。人前で使うに当たっては、やや注意が必要なようだ。
もう1つ注意点としては、やや吸盤の性能が悪く、そのままではすぐに外れてしまうことがある。吸盤面には両面テープも貼られているので、これを活用したいところだ。なお、両面テープで付けた際に、簡単に剥がせるのかどうかは今回検証していない。また、“(電池不要)”という点についても、検証を省いているのでご了承頂きたい。