やじうまPC Watch

Windows 7サポート終了から1年。PC Watchへのアクセス数はどう変化したか

 Windows 7のサポートが終了して1年が経過した。それに伴い、ユーザー数がどのように変化したのかをまとめてみた。

 今回計測したのは、2019年、2020年、2021年における、PC WatchへアクセスしたWindowsユーザーにおけるOSバージョン種別ごとの割合で、各年とも12月15日(前年)~1月13日までの30日間の数値を集計している。

201920202021
OSのバージョン割合割合割合
1064.379.891.3
728.914.74.6
8.15.74.83.6
XP0.50.30.2
Vista0.40.20.2
80.20.20.1

 これを見ると、2019年から2020年(ここでサポートが終了)の間にWindows 7ユーザーは半減。直近の2021年時点では3分の1以下に減っているが、比較的ITリテラシーが高いであろうPC Watchの読者でも、いまだに5%近く(Windowsユーザーに限る)がサポートの切れたOSを使っているとも言える。

 もちろん、このなかには、企業でボリュームライセンスによる有償延長サポートを受けているユーザーがいる可能性もあるが、PC Watchにアクセスしているということは、インターネットにつながったマシンなので、延長サポートなどを受けていないのであれば、早急にOSの更新なりマシンの買い換えなりを検討したいところだ。

 Windows XPやVistaのユーザーについては、なんらかの信念にもとづいて、あるいは特殊な目的で利用している可能性が高いと思われるが、日々増加するサイバー脅威にはくれぐれも注意していただきたい。

 ちなみに、表には入れていないが、2021年の集計には13人のWindows NTユーザー、1人のWindows 98ユーザーがいたことも報告しておく。