Uberの自動運転車にカリフォルニア当局から「赤信号」

　AP通信は14日(米国時間)、California Department of Motor Vehicles(DMV)が同日にサンフランシスコでの自動運転車の導入を発表したUberに対し、州の認可を得るまで運用を止めるよう勧告したと報道した。

　一方、Uberは同日付けのプレスリリースで、サンフランシスコに導入した自動運転車について、9月からピッツバーグに既に導入されている自動運転車と同様に、車は自動運転可能だが、万一に備え運転手が搭乗しているため、認可が必要な無人の自動運転車に該当しないという見解を示している。

　また、同リリースは「複雑な規制や要件を必要とする幾つかの州は意図せずにイノベーションを遅らせてしまっており、Uber本社所在地であるカリフォルニア州が、ピッツバーグやアリゾナ州、ネバダ州、フロリダ州などの、日々進歩する自動運転技術への取り組みに意欲的な州の1つとなることを望む」として締めくくられている。