VAIO、代表取締役社長の太田義実氏が退任

　VAIO株式会社は15日、代表取締役 執行役員社長の大田義実氏が本日付けで退任したと発表した。同役職にはJVCケンウッドで取締役などを歴任した吉田秀俊氏がつき、大田氏は取締役の地位に就任する。

　VAIOは今回の大田氏の異動について、直近課題だったVAIOの経営の効率化と安定化、および新規事業(EMS事業)の立ち上げで、2015年度営業利益黒字化の実現、2016年度前年比大幅増益(見込み)を達成したことで、その役目を果たしたためという。

　VAIOは今後、長期的視野での会社の継続的な成長の実現を図るべく、エレクトロニクス業界に長く経験を持つ新社長のもとで、事業拡大を目指すとしている。