台湾ASUSTeKはCOMPUTEX開幕前日となる4日(現地時間)に製品発表会を開催し、11.6型でフルHD表示に対応し、タブレット部とキーボードを着脱可能なWindows 8搭載ノート「Transformer Book」などを発表した。

　現在発表会の真っ最中だが、すでに展示されている製品もあるので、そちらの情報をお伝えする。

　1つは、11.6/13/14型のラインナップで、いずれもフルHD(1,920×1,080ドット)表示に対応し、これまでAndroidタブレットで展開されてきた「Transformer」シリーズのブランドを冠するWindows 8ノートとなるTransformer Book。ショーケースに入れられているため、触れることはできないが、従来のシリーズ同様、液晶をキーボードドックから取り外してタブレットとして使うことができる。液晶はもちろんタッチ操作が可能。

　このほか、CPUはCore i7(ビデオ機能内蔵)で、ストレージはHDD+SSDとなっているのでIntel SRTの構成と思われる。

　もう1つ同じようにキーボード着脱式Windows 8ノート「ASUS Tablet-810」も発表。こちらのタッチパネルはワコム製センサーを内蔵し、デジタイザーによる操作にも対応するのが特徴。

　液晶は11.6型IPSで解像度は1,366×768ドット。このほか、メモリ2GB、eMMC 64GB、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0などに加え、NFCや、GPSなど各種センサーを内蔵する。

　また、同社初のWindows RT搭載機となる「ASUS Table-600」も公開。こちらもキーボード着脱式で、Tegra 3、1,366×768ドット表示対応10.1型IPS液晶、メモリ2GB、eMMC 32GB、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、NFC、各種センサーを内蔵する。

　詳細は追って更新する。

「ASUS Tablet-810」	「ASUS Table-600」