イベントレポート

【速報】Intel、第10世代Core後継「Tiger Lake」の実機を初公開

~10nm+プロセス/Thunderbolt 4/Xe GPU内蔵で2桁%性能向上

Intelが公開したTiger Lakeのチップ。現在の第10世代Core(Ice Lake)と同じく2ダイ構成(CPU+PCH)

 Intelは1月10日(現地時間)まで米国ラスベガス市で開催されるCES 2020のプレスデーに記者会見を行ない、同社の各種ソリューションなどを公開した。

 この記者会見の最後のパートで、Intel 上級副社長 兼 クライアントコンピューティング事業本部 事業本部長 グレゴリー・ブライアント氏は、同社が今年(2020年)中に出荷を計画している次世代プロセッサ「Tiger Lake」の実機と実チップをはじめて公開した。

左手にTiger Lake、右手にTiger Lake搭載ノートPC用PCBを手に持つIntel 上級副社長 兼 クライアントコンピューティング事業本部 事業本部長 グレゴリー・ブライアント氏

 Intelによれば、10nm+という10nmの改良版プロセスルールで製造されるTiger Lakeは、Xeのコードネームで知られる次世代GPUを内蔵しており、Ice Lakeと比較して2桁%の性能向上を実現しているという。また、IntelはThunderbolt 4のコントローラを統合しているとしており、今年中に搭載製品の出荷が見込まれている。

Tiger Lakeを搭載したノートPCのシステム