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NTTドコモ、ドコモクラウド各サービスのAPIを提供

~パートナーに限らず連携サービスを開発可能に

5月16日 提供開始

 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(NTTドコモ)は、同社が提供するクラウドサービス「ドコモクラウド」のAPIを、5月16日10時から提供することを発表した。

 同APIの提供についてNTTドコモでは「一部パートナーに限定せず、多種多様なサービス提供者へAPIを提供することにより、各サービス提供者との連携を強化し、ドコモサービスの発展を目指す」としている。

 16日時点でAPI提供の対象となるのは、「フォトコレクション」、「ドコモ電話帳」。フォトコレクションでは写真や動画のアップロード/ダウンロードを行なえるAPI、ドコモ電話帳では連絡先の新規追加を行なえるAPIが提供される。提供対象は順次拡大予定としており、8月以降に「データ保管BOX」も対象となる予定。

 APIの利用に当たっては、NTTドコモによる審査/承認が必要。同社Webサイトの「作ろうスマートフォンコンテンツ」内に16日開設予定の「ドコモクラウドAPI開発者サイト」で利用申請を行ない、承認時に発行されるAPIキーを各サービスに組み込むことで各APIを利用可能になる。また、開発されたサービスからドコモクラウドへアクセスする際には、ユーザーによる許可が必要となる。

(多和田 新也)