ASUSTeK Computerは、各種センサーを搭載したモーションキャプチャデバイスと開発者向けキット(SDK)をセットにした「Xtion PRO LIVE」を11月11日より発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は25,000円前後の見込み。対応OSはWindows XP/Vista/7、Ubuntu 10.10。

　Microsoft「Kinect」に似た形状のモーションキャプチャデバイスの新モデル。4月にユニティから発売された「Xtion PRO」のセンサーを強化した。Xtion PROは深度センサーのみだったが、Xtion PRO LIVEは、RGBセンサーとステレオマイクを追加。人の動きや音声を検出できる。

　PCとの接続インターフェイスはUSB 2.0。センサーの解像度は、RGBセンサーが1,280×1,024ドット(SVGA)、深度センサーが640×480ドット(VGA)/30fps、または320×240ドット(QVGA)/60fps。センサーの有効距離は0.8m～3.5m、有効範囲の角度は水平58度、垂直45度、対角70度。

　電源はUSBバスパワー。本体サイズは180×35×50mm(幅×奥行き×高さ)。

　付属のSDKは、モーションキャプチャの開発環境のOpenNIおよびNITEと互換性がある。対応言語はC++、WindowsはC#もサポートする。また、開発したXtion PRO LIVE用のソフトウェアを販売できる「ASUS Online Store」を開設する予定としている。