日本マイクロソフトは、AES暗号化方式による無線通信を採用したキーボードと、BlueTrack採用のマウスのセット「Wireless Desktop 2000」を6月17日に発売する。価格は4,935円。

　キーボードは無線通信にAES暗号化方式を採用し、セキュリティ面の強化を図った。パームレストを装備し、長時間タイピングによる疲労を軽減するという。また、キーボード上部に5つのキーを備え、Windows 7のタスクバーアイコンに対応してアプリケーションの起動や切り替えができる「Taskbar Favorites」機能が利用できる。また、設定でユーザー設定ホットキーとして機能する。

　付属のマウスは発売中の「Wireless Mouse 2000」と同等で、センサーに「BlueTrack Technology」を採用することで高精度のトラッキングを実現したという。また、キーボードとマウスはそれぞれ電池の交換時期を知らせるインジケータを備える。

　キーボードは日本語109配列で、電卓起動/メディアキーを装備。キーピッチは19mm、ストロークは3±0.4mm(Fnキーは2.3±0.35mm)。エルゴノミクスデザインを採用する。電池は単4形アルカリ乾電池×2で、動作持間は約8カ月。本体サイズは約480×187×29mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約707g(電池込み)。

　マウスは3ボタン+チルトホイール付き。センサーの解像度は1,000dpi、スキャン速度は8,000fps。電池は単3形アルカリ乾電池×2で、動作時間は約8カ月。本体サイズは約66×114×40mm(同)、重量は約141g(同)。

　通信方式はいずれも2.4GHzで、AES暗号化はキーボードのみ。通信距離は約10m。

　このほか、4月に発売した廉価なBlueTrack採用有線マウス「Express mouse」に新色「コースト ブルー」と「ターフ グリーン」を追加し、6月17日に発売する。価格は1,785円。

Express mouse コースト ブルー	Express mouse ターフ グリーン