株式会社シネックスは、米EVGA製のGeForce GTX 275と同GTS 250を両方搭載したビデオカード「GeForce GTX 275 CO-OP PhysX Edition」を発売した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は38,000円前後の見込み。

基板上に2つの異なるGPUを搭載

　PCI Expressのブリッジチップを介することで、1枚のカード上にGeForce GTX 275とGTS 250という異なるGPUを両方搭載した製品。GeForce GTS 250をPhysX専用として割り当てることで、単体のGeForce GTX 275と比較して高い性能を実現するという。

　GeForce GTX 275側の主な仕様は、コアクロックが633MHz、シェーダークロックが1,296MHz、メモリクロックが2,268MHz、メモリバス幅が448bitで、DDR3を896MB搭載する。

　GeForce GTS 250側の主な仕様は、コアクロックが738MHz、シェーダークロックが1,836MHz、メモリクロックが2,200MHz、メモリバス幅が192bitで、DDR3を512MB搭載する。

　2スロット占有型のファンを搭載。SLIコネクタを搭載し、3way SLIもサポート。電源コネクタはPCI Express 8ピン+6ピン、消費電力は275W。出力インターフェイスはDVI-I×2。カードサイズは111.15mm×266.7mm(幅×奥行き)。