Rambus、NVIDIAのメモコン特許侵害の調査を取り下げ

6月8日(現地時間)発表



 米NVIDIAは8日(現地時間)、米Rambusが2008年11月に申し立てたNVIDIAの4件の特許侵害について、調査の終了をRambusがICTに申告したと発表した。RambusはNVIDIAの製品が4つの特許を侵害していないと認め、それ以外の特許に関するいくつかの主張についても終了を申し立てた。

 元々、ITCに於けるこの訴訟はGPUに関するメモリコントローラの9つの特許を含んでいた。6月2日にU.S. Patent and Trademark Office(USPTO)は、RambusがITCで行なった申し立ての内7つの特許における41の主張を却下していた。

 NVIDIA エグゼクティブバイスプレジデントのDavid Shannon氏は、「これらの取り下げは、我々に対して行なわれた半分の特許と3分の1の主張にあたるもので、本件の残りについても対処されることを期待している」とコメントしている。
 

(2009年 6月 9日)

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