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一時代を築いたシャープ製PDA「ザウルス」の電話相談窓口が3月31日で終了

AKIBA PC Hotlineの編集部で未だ現役稼働中のSL-C1000をお借りしてこの記事用に撮影した。この後、「なぜ2GBのSDカードは認識しないのか」、「でもなぜ8GBのCFは認識するのか」といった実験の洗礼を受ける

 シャープが一時代を築き上げたPDA「ザウルス」のフリーダイヤル相談窓口が、3月31日を持って終了する。同社のサポートページにて明らかにされた。

 ザウルスは電子手帳から発展したPDA。ペンが付属し、手書き入力できる点が特徴だった。モデムを内蔵し電話回線を利用した通信が可能なモデルや、デジタルカメラを搭載したモデルも存在し、ポケットサイズの端末として高機能を実現した。当初は独自OSだったが、後期にはLinuxをベースとした「SL」シリーズなどが存在する。

(劉 尭)