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デル製PCの一部で5月のWindows Update適用後にOSが起動不可になる現象

 デル株式会社は14日、同社製PCにおいて、2015年5月度のWindows Update適用後にOSが起動不可になる現象についての情報を公開した。

 Windows Update後、「Windowsを再開しています」の後Windows 7と表示されたまま青い画面で動作しない、OSログイン画面が表示されず、青い背景にポインタのみの状態でOSが起動不可になる、などの現象が報告されているという。

 デルによると、現時点においてWindows 7およびWindows 8.1の64bit版でこの現象の発生を把握しているという。デル製品でのみ発生するものかどうかは不明だが、デルのテクニカルサポートによるとこの現象について多数の問い合わせがあったという。

 暫定的な対策として、Windows再開時のローダー(起動時にスペースバーを押す)で「復元データを削除してシステムブートメニューに進む」を選択することで起動するようになるという。

(劉 尭)