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Bay Trail-Mの一部が早くも4月~5月で生産終了
(2014/2/5 00:20)
米Intelは3日(現地時間)、Bay Trail-Mの現行モデルを4月より段階的に生産終了すると発表した。
B2ステッピングのPentium N3510およびCeleron N2810を4月25日付けで出荷終了する。最終受注日は2月21日。N3510搭載モデルとしては日本HPの「HP Pavilion 11-h004TU x2」、N2810搭載モデルとしては東芝の「dynabook N514」やレノボの「Flex 10」などがあり、いずれも2013年末に投入されたばかり。
後継となるB3ステッピングのPentium N3520、Celeron N2806/N2815/N2820/N2920についても、4月11日で最終受注となり、5月30日で生産を終了する。1月末には、N2820を搭載した15,980円NUCキット「DN2820FYKH」が発売されたばかりだ。
このほか、Celeron N2910とN2805、およびエントリーデスクトップ向けのCeleron J1750とJ1850も8月11日をもって受注終了とし、2015年2月6日には出荷を終了する。
終了の理由として「市場の需要がほかのプロセッサに移行したため」としているが、ark.intel.comに現在掲載されているBay Trail-Mの現行SKUのすべてが該当するため、SilvermontとHaswellアーキテクチャが混在するPentiumとCeleronのブランドを整理するためか、後継モデルをすでに用意しているのかも知れない。
【16:35分加筆】Bay Trail-M自体が生産終了するわけではないため、表現の一部を改めました。