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Acer、149ドルの7.9型タブレットやWQHD/27型液晶一体型などAndroid搭載製品を発表

~CES併催イベントで展示予定

Iconia A1-830
1月3日(現地時間) 発表

 台湾Acerは3日(現地時間)、7.9型タブレットや液晶一体型製品などのAndroidデバイスを発表。米ラスベガスで開催されるInternational CESに併せて、6日夜(米国時間)に開催される「Digital Experience」イベントで展示する。

Iconia A1-830

 「Iconia A1-830」は、7.9型液晶を搭載するAndroidタブレットで、2013年6月のCOMPUTEX TAIPEIで発表された「Iconia A1-810」の後継もしくは姉妹モデルに位置付けられると見られる。価格は149ドルで、Iconia A1-810の179.99ドルより安価に設定されている。北米での発売は2014年第1四半期を予定。

 液晶サイズは7.9型、解像度はアスペクト比4:3の1,024×768ドット(XGA)とIconia A1-810と同等だが、パネル方式がIPSとなったことで視野角が178度へ広がった。また、Iconia A1-810ではプロセッサにMediaTek MT8125Tを搭載していたが、Iconia A1-830ではAtom Z2560(1.6GHz)を採用。デザインも白を基調としたものへ変更されている。

 そのほか公開されている主な仕様は、メモリがLPDDR2 1GB、ストレージが16GB、OSがAndroid 4.2.1。インターフェイスがmicroSDカードスロット、Micro USB、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 3.0、1080p対応背面カメラ、720p対応前面カメラなど。

 バッテリ駆動時間は7.5時間。サイズは薄さが8.15mm、重量が約381gとされている。

27型/WQHDの外付けディスプレイとしても使えるTegra 4搭載Androidデバイス

TA272 HUL

 「TA272 HUL」は、WQHD(2,560×1,440ドット)表示対応の27型液晶一体型のAndroidデバイス。すでにワールドワイドで出荷を開始しており、価格は1,099ドル。

 プロセッサにはTegra 4を採用。OSはAndroid 4.2で、16GBストレージ、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、200万画素Webカメラ、USB 3.0、DolbyDigital対応スピーカーなどを搭載する。

 さらに、HDMIとDisplayPortの入力端子を備えており、外付けディスプレイとしても利用できる。スタンドは後ろ30~80度のチルト調整に対応する。

 また、21.5型フルHD(1,920×1,080ドット)液晶一体型の「DA223 HQL」も発表。同じく出荷開始中で、価格は699ドル。

 こちらはバッテリを内蔵する“ポータブル”製品として訴求されている。プロセッサには1.7GHzのSnapdragon 600、OSはAndroid 4.2を搭載。MHL接続による外付けディスプレイとしても利用できる。

Chromebookにホワイトモデルを追加

C720P-2600

 このほか、Chromebook「C720」シリーズのタッチパネル搭載モデルに、新たにホワイトモデルとなる「C720P-2600」を追加した。価格は299ドル。

 仕様は従来モデルと変わらず、CPUにCeleron 2955U(1.4GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ2GB、SSD 32GB、1,366×768ドット表示対応11.6型タッチ液晶、Chrome OSを搭載。インターフェイスには、IEEE 802.11a/g/b/n無線LAN、HDMI出力、USB 3.0、USB 2.0、HD対応Webカメラ、SDカードスロット、音声入出力などを搭載する。

 バッテリ駆動時間は最大7.5時間、本体サイズは約288×204×20mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.4kg。

(多和田 新也)