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Lenovo、液晶パネルを300度開ける“Yoga”スタイルのAndroidクラムシェルノート

Lenovo A10
10月18日(現地時間) 発表

液晶を300度開いた“スタンドモード”

 米Lenovoは18日(現地時間)、同社にとって初めてとなるクラムシェルタイプのAndroidノート「Lenovo A10」を発表した。レノボ・ジャパンは日本国内での販売について「現時点では未定」としている。

 Lenovo独自のユーザーインターフェイスにカスタマイズしたAndroid 4.2ベースのOSを搭載。キーボードとタッチパッドを備え、いわゆるクラムシェルスタイルのノートPCのスタイルで利用できる。また、9月にドイツで開催されたIFAで披露された「Flex」シリーズのように、液晶パネルを底面側にまで300度開ける構造を採用。自立させた“スタンドモード”で利用することもできる。似た構造の製品としては「IdeaPad Yoga」シリーズが先行しているが、Yogaシリーズのように360度開いてタブレットスタイルで利用することはできない。

 液晶ディスプレイは1,366×768ドット表示対応の10点マルチタッチ液晶。インターフェイスは、30万画素Webカメラ、USB×2、Micro USB(給電用)、Micro HDMI出力、microSDカードスロット、SIMカードスロット、音声入出力などを搭載。

 プロセッサはRockchipのRK3188(Cortex-A9、クアッドコア、1.6GHz)を採用する。本体サイズや重量は、薄さ17.3mm、重量1kg未満とされている以外は不明。

(多和田 新也)