エプソンダイレクト株式会社は16日、液晶一体型PC「Endeavor PU100S」の受注を開始した。

　21.5型1,920×1,080ドット(フルHD)解像度のノングレア液晶を搭載したのが特徴。同じ大きさの液晶ディスプレイと省スペースPCの組み合わせに比べ、専有面積が少ないとしている。HDMI入力端子も備え、単体のディスプレイとしても使用できる。

　また、本体裏面に別売バッテリを内蔵可能で、約2.2～2.8時間のバッテリ駆動ができる。不意の停電時にデータを消失するリスクを低減できる。

　基本構成は、Celeron G550(2.6GHz、ビデオ機能内蔵)、Intel H61 Expressチップセット、メモリ2GB、500GB HDD、DVDスーパーマルチドライブ、Windows 7 Home Premium 64bit版(SP1)など。基本構成の直販価格は、48,930円。

　インターフェイスはUSB 3.0×2、USB 2.0×4、PS/2×2、HDMI入力/出力、SDカードスロットなどを備える。USB 2.0端子のうち1つは無線マウス/キーボード用にフタ付きの端子となっている。また、液晶一体型ながらPS/2端子を備えるのは珍しい。

　SシリーズのためBTOの選択肢は限られているが、Core i5-3470S(3.60GHz、同)、Core i7-3770S(3.90GHz、同)、1TB HDD、BDドライブ、IEEE 802.11 b/g/n無線LAN+Bluetooth 4.0などのオプションが用意される。

　本体サイズは540×165×406mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約6.3kg。本体のチルト角は最大50度。

　なお、Windows 8(64bit版)については11月中旬に対応予定。