ブラックモデル

　株式会社ナナオは、マルチタッチに対応した23型液晶ディスプレイ「FlexScan T2351W-LB」を9月4日に発売する。価格はオープンプライス。

　2010年に発売した「FlexScan T2351W-L」の後継モデルで、表面の強化ガラス硬度が6Mohsから5.5Mohsとなった。

　従来と同様、赤外線光学イメージング方式によるマルチタッチ操作に対応。使い方に応じて角度を10度ずつ6段階に調整可能な新スタンド「LaidBack Stand(レイドバックスタンド)」を採用し、読書スタイルでの閲覧/操作が可能。紙の見え方に近い色味とコントラストに調整できる「Paperモード」を備える。

　このほか、周囲の明るさに応じて画面輝度を調整する「Auto EcoView」などを搭載し、目への負担を抑えられるという。

　基本性能はFlexScan T2351W-Lを踏襲し、ゲーム向けの「Gameモード」を搭載し、解像感を強調する「Power Resolution」、コントラスト感を強調する「Power Gamma」が有効になる。さらに最小遅延1フレーム以下、10bitルックアップテーブルなどの特徴を踏襲する。

　主な仕様は、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、最大表示色が約1,677万色、輝度が255cd/平方m、コントラスト比が3,000:1、応答速度が25ms(中間色は7ms)、視野角が上下/左右ともに178度。パネルはグレアVA。

　マルチタッチの通信はUSBを利用。インターフェイスは、HDMI、DVI-D、ミニD-Sub15ピンの3系統。ステレオミニジャック入力とヘッドフォン出力を備える。

　本体サイズは557×194～367×204.5～375.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約7.7kg。本体色はブラックとグレイブラックの2種類が用意される。タッチペンが付属する。