XD-SC5000

　カシオ計算機株式会社は、ビジネスや学生向けなど、電子辞書「エクスワード」シリーズ5モデルを8月7日より順次発売する。価格はすべてオープンプライス。

　ラインナップおよび店頭予想価格は、ビジネス向けの「XD-D8600」が39,000円前後、生活・教養向けの「XD-D6600」が35,000円前後、高校生向けの「XD-D4850」が39,000円前後、中学生向けの「XD-D3850」が35,000円前後、生活・教養向けの「XD-SC5000」が27,000円前後の見込み。発売日はXD-Dシリーズが8月7日、XD-SC5000が8月24日。

　XD-SC5000を除く4モデルは、5型のメイン液晶と2.6型のサブ液晶ともにカラー表示の「Blanview液晶」を採用。カラー付箋やカラーマーカーなど色を多用した機能を搭載する。いずれの液晶もタッチに対応し、画面スクロールや手書き入力などをサポート。メニュー、ジャンプ操作などを呼び出せるソフトウェアアイコンをメインパネル左側に表示する「クイックパレット」機能も搭載する。

　また、長い文章を指でスクロールできる「スクロールパッド」、画像一覧から選択する「図から検索」、キーワードから検索する「キーワードで検索」、読書中にわからない言葉があったときに「明鏡国語辞典」、「ジーニアス英和辞典」の抜粋語義解説をサブパネル上で確認できる「ミニ辞書」機能などを備える。日本/世界名作文学を各1,000作品収録する。

　コンテンツ数はXD-D8600とXD-D4850が150、XD-D3850が130、XD-D6600が110。キーボードはQWERTY配列。インターフェイスにMicro USB、microSDHCカードスロット、ヘッドフォン出力を備える。バッテリは単3形×2で、駆動時間は約70時間(アルカリ乾電池利用時)。本体サイズは148×105.5×17～19.7mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約310g(電池込み)。

　本体色は、XD-D8600がブラック/ブラウン/ビビットピンク/オレンジ、XD-D6600がホワイト/ブラック/シャンパンゴールド/レッド、XD-D4850がホワイト/ブラック/ライトピンク/ビビットピンク/オレンジ/ライトブルー、XD-D3850がホワイト/ブラック/ライトピンク。

　XD-SC5000は5型のカラーBlanview液晶を搭載。キーボードは50音配列となっている。コンテンツ数は50。インターフェイスにヘッドフォン出力を備える。バッテリは単3形×2で、駆動時間は約70時間(アルカリ乾電池利用時)。本体サイズは148.5×106.5×16.3～18.9mm(同)、重量は約270g(電池込み)。本体色はシャンパンゴールドまたはレッド。

　全モデル共通で、落下/加圧/振動などによる衝撃を軽減する堅牢設計「TAFCOT」(タフコット)を採用。また、NHKラジオ英会話(2009年版)を収録する。