VAPOR-X HD7970 GHZ EDITION 3G GDDR5

　株式会社アスクは、Sapphire TechnologyのRadeon HD 7970 GHz Edition搭載ビデオカード2製品を7月下旬に発売する。価格はオープンプライス。

　2製品ともに、ベイパーチャンバーを採用した独自クーラー「Vapor-X Cooling Design」を採用したオリジナル設計モデル。ビデオメモリに6GBのGDDR5を搭載し、独自基板を採用した「6G GDDR5 PCI-E DL-DVI-I+SL-DVI-D/HDMI/DUAL MINI DP」と、3GBのGDDR5を搭載した「3G GDDR5 PCI-E DL-DVI-I+SL-DVI-D/HDMI/DP」の2モデルで展開される。店頭予想価格は前者が7万円台後半、後者が62,800円前後の見込み。

　「TOXIC HD7970 GHZ EDITION 6G GDDR5 PCI-E DL-DVI-I+SL-DVI-D/HDMI/DUAL MINI DP」はフラグシップモデルで、コアクロックは標準で定格1,050MHz、ブーストクロック1,100MHzにオーバークロックされている(リファレンスはそれぞれ1,000MHz、1,050MHz)。また、基板上の「Lethal Boost Button」を押すことで定格1,100MHz、ブースト1,200MHzに設定される。

　オーバークロック動作を実現するために、独自の8+1+1フェーズ電源と12層の基板を組み合わせた「Sapphire Lethal Power Suite」を採用。チョークコイルは新設計の「ダブルサイド・ブラックダイヤモンド・チョーク4」を採用し、リファレンスに対し40℃の温度低下を実現するという。また、温度をモニターできるLED「PCB Temperature LED」をオンボードで搭載する。

　補助電源は8ピン×2。PCとの接続インターフェイスはPCI Express x16(3.0)。インターフェイスは、Dual Link DVI-I、Single Link DVI-D、HDMI、Mini DisplayPort×2。

　「VAPOR-X HD7970 GHZ EDITION 3G GDDR5 PCI-E DL-DVI-I+SL-DVI-D/HDMI/DP」は下位モデルで、クロックはリファレンス通り。クーラー以外独自設計は謳われていない。補助電源は8ピン+6ピン。PCとの接続インターフェイスはPCI Express x16(3.0)。インターフェイスは、Dual Link DVI-I、Single Link DVI-D、HDMI、DisplayPort。