ベンキュージャパン株式会社は、3D Vision 2対応のゲーミング向け液晶ディスプレイ「XL2420T」を12月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は44,800円前後の見込み。

　120Hz駆動(2D)に加え、3D Vision 2に対応した製品。元プロゲーマー「Abdisamad“SpawN”Mohamed」氏と、「Emil“HeatoN”Christensen」氏の開発協力を得て、明るさ/コントラスト/シャープネス/色合いを、FPSゲームのために調整した「FPSモード」を搭載。Counter-Strike 1.6用設定とCounter-Strike Source用設定を備える。また、暗いシーンの視認性を高くする「Black eQualizer」機能を搭載する。

　画面サイズを17型、19型、19型ワイド、21.5型ワイド、22型ワイド、23型ワイド、24型ワイドの7種類に切り替えられる「ディスプレイモード」機能を搭載。さらに、表示遅延を軽減する「インスタントモード」を備える。OSDの操作はベゼルのライトセンサーを通して行なえるほか、OSD専用のリモートコントローラ「S.Switch」を備え、OSDの設定を3つまで保存してボタン1つで切り替えられる。

　主な仕様は、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、表示色数が約1,677万色、応答速度が5ms(中間色が2ms)、輝度が350cd/平方m、コントラスト比が1,000:1(最大1,200万:1)、視野角が上下160度/左右170度。バックライトはLED。

　インターフェイスは、DisplayPort、Dual Link DVI-D、HDMI 1.4×2、ミニD-Sub15ピンの4系統。USB端子を3基備える。

　スタンドは高さ130mmの昇降、左右35度のスイベル、90度のピボットに対応。本体サイズは571.4×149.9×516.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約6.1kg。

スタンドは130mmの昇降に対応	付属の「S.Switch」