ソニーは、液晶一体型PCの2011年秋冬モデルを10月8日より発売する。価格はオープンプライス。新製品は夏モデルからスペック面を強化した。OSはWindows 7 Home Premium(SP1、64bit)で、Office Home and Business 2010を搭載する。

　24型の「VAIO L」は4モデルを用意。全モデルでAdobe Premiere Elements 9、Photoshop Elements 9を搭載する。

VPCL239FJ/B

　フレームシーケンシャル方式の立体視に対応する最上位の「VPCL239FJ/B」(ブラック)はCPUを強化。店頭予想価格は25万円前後の見込み。

　主な仕様は、Core i7-2670QM(2.20GHz)、メモリ8GB、HDD 2TB、Intel HM65 Expressチップセット、GeForce GT 540M(1GB)、Blu-ray Discドライブ、1,920×1,080ドット(フルHD)表示対応24型ワイド液晶(タッチ対応)、地上/BS/110度CSデジタルTVチューナ(長時間ダブル録画)などを搭載。

　インターフェイスはUSB 3.0×2、USB 2.0×3、IEEE 1394(4ピン)×1、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 3.0+HS、HDMI出力、HDMI入力、コンポジット入力、SDカード/メモリースティックデュオ対応スロット、131万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。

　本体サイズは約608×168～187×429～439mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約12kg。

　上位の「VPCL238FJ/W」(ホワイト)はCPUおよびメモリを強化。主な仕様は、Core i7-2670QM、メモリ8GB、HDD 2TB、GeForce 315M(512MB)、BDドライブ、24型フルHD液晶(タッチ対応)、3波チューナ(同)を搭載し、店頭予想価格は22万円前後の見込み。

VPCL238FJ/W	VPCL237FJ/BI	VPCL237FJ/WI

　中位の「VPCL237FJ/BI」(ブラック)、「VPCL237FJ/WI」(ホワイト)はCPUを強化。主な仕様は、Core i5-2430M(2.40GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 2TB、BDドライブ、24型フルHD液晶、3波チューナ(同)を搭載し、店頭予想価格は18万円前後の見込み。

　下位の「VPCL236FJ/WI」(ホワイト)は、上記からTVチューナを省いた構成で、店頭予想価格は16万円前後の見込み。

　カスタマイズは、Core i7-2860QM(2.50GHz)などが追加された。

　21.5型の「VAIO J」は3モデルを用意。夏モデルはスペック最上位のモデルがTV非搭載だったが、秋冬モデルは全モデルでTVチューナを搭載した。

　上位の「VPCJ229FJ/W」(ホワイト)はCPUとHDDをTVチューナを強化。主な仕様は、Core i7-2640M(2.80GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 2TB、Intel HM65 Expressチップセット、BDドライブ、21.5型フルHD液晶、3波チューナ(長時間ダブル録画)を搭載。Adobe Premiere Elements 9、Photoshop Elements 9がプリインストールされる。店頭予想価格は18万円前後の見込み。

　中位の「VPCJ227FJ/W」(ホワイト)、「VPCJ227FJ/B」(ブラック)、「VPCJ227FJ/L」(ブルー)はCPUを強化。主な仕様は、Core i5-2430M、メモリ4GB、HDD 1TB、BDドライブ、21.5型フルHD液晶、3波チューナ(同)を搭載し、店頭予想価格は16万円前後の見込み。

　下位の「VPCJ226FJ/W」(ホワイト)、「VPCJ226FJ/B」(ブラック)、「VPCJ226FJ/L」(ブルー)はCPUを強化。主な仕様は、Celeron B840(1.90GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 1TB、DVDスーパーマルチドライブ、21.5型フルHD液晶、地デジチューナ(ダブル)を搭載し、店頭予想価格は12万円前後の見込み。

VAIO J ホワイト	VAIO J ブラック	VAIO J ブルー

　インターフェイスはUSB 3.0×2、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、SDカード/メモリースティックデュオ対応スロット、31万画素Webカメラ、音声入出力を備える。

　本体サイズは525×185～310×366～398mm(同)、重量は約8kg。