NECは、2011年夏モデルとしてシンプルな15.6型ノートPC「LaVie S」をフルモデルチェンジし5月中旬より発売する。価格はオープンプライス。

　新モデルは筐体を一新。もともとLaVie Sはコンパクト/スリムタイプの筐体だったが、春モデルから幅を2mm、液晶を起こした時の高さを約4.2mm減少し、約0.2mm薄型化した。デザインも一新され、光沢仕上げのカラーリングで4色を用意する。従来は黒/白/赤/青の4色だったが、2011夏モデルは黒/白/赤と、シャンパンゴールドになった。

スターリーブラック
エクストラホワイト
ルミナスレッド
シャンパンゴールド

　スペック面は、Intelの第2世代Coreプロセッサー・ファミリーに刷新したほか、USB 3.0や、SDカードリーダのUHS-I対応など、基本性能を向上させた。

　上位の「LS550/ES」は、Core i5-2410M(2.30GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 750GB、Intel HM65 Expressチップセット、Blu-ray Discドライブ、1,366×768ドット表示対応15.6型ワイド液晶、Windows 7 Home Premium(SP1、64bit)、Office Home and Business 2010を搭載し、店頭予想価格は160,000円前後の見込み。

　中位の「LS350/ES」は、LS550/ESからCPUをCore i3-2310M(2.10GHz、ビデオ機能内蔵)、HDDを640GBに変更した構成で、店頭予想価格は145,000円前後の見込み。

　インターフェイスはUSB 3.0、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、SDカード/メモリースティック対応スロット、音声入出力などを備える。

　バッテリ駆動時間はLS550/ESが約2.8時間、LS350/ESが約3時間。本体サイズは372×248×34.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.4kg。

　なお、下位モデルの「LS150/ES」は春モデルと同じ筐体/スペックで、Windows 7にSP1が適用される形になる。店頭予想価格は115,000円前後の見込み。