レノボ、AMD E-350搭載で4万円台の14型ノート「Lenovo G475」
~Sandy Bridge搭載の15.6型も

Lenovo G475

3月18日 発売
価格:オープンプライス



 レノボ・ジャパン株式会社は、コンシューマ向けノートPC 2機種を3月18日に発売する。価格はすべてオープンプライス。

●Lenovo G475

 「Lenovo G475」は、CPUにAMD E-350(1.60GHz、ビデオ機能内蔵)を採用した14型のノートPC。店頭予想価格は43,000円前後の見込み。

 デュアルコアCPUとRadeon HD 6310 GPUコアを1チップ内に内包したAMD E-350を採用。国内で同CPU搭載の14型ノートの発売は初とみられる。

 機能面では、LANや無線LAN経由で同一ネットワーク内にあるPCと特定のフォルダを同期できる「DirectShare」を搭載。他社のPCでもソフトウェアをインストールすることで利用可能。また、新しい顔認識技術「VeriFace」を搭載。PC所有者は、ログインしようとしたほかのユーザーの姿を見ることができるほか、この技術を逆に利用して所有者に動画メッセージを残すことが可能。さらに、第三者がPC所有者の写真でログインを試みたとしても、頭の動きなどで写真であることを感知し、不正なログインを防げるとしている。

 このほか、バッテリの容量が指定容量に減るまで充電を行なわないことで、充電回数を減らしてバッテリ寿命をのばす「バッテリー・ヘルス・テクノロジー」、システムの復元やデータの回復などを容易に行なえる「OneKey Rescue System」などを備える。

 そのほかの主な仕様は、メモリ2GB、AMD A50Mチップセット、250GB HDD、DVDスーパーマルチドライブ、1,366×768ドット表示対応14型光沢液晶ディスプレイ、OSにWindows 7 Home Premium(64bit)などを搭載する。

 インターフェイスは、SDカードリーダ、USB 2.0×4、ミニD-Sub15ピン、Ethernet、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、30万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。

 バッテリは6セルリチウムイオンで、駆動時間は約5.6時間。本体サイズは340×231.8×17.2~34.4mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.2kg。

●IdeaPad Z570
IdeaPad Z570(スモーキーグレー)

 「IdeaPad Z570」は、Sandy Bridgeを搭載した15.6型のノートPC。CPUと本体色(メタルレッド、スモーキーグレー)の違いで4モデルが用意され、上位のCore i5-2410M(2.30GHz、ビデオ機能内蔵)搭載モデルの店頭予想価格は12万円前後、下位のCore i3-2310M(2.10GHz、ビデオ機能内蔵)搭載モデルの店頭予想価格は11万円前後の見込み。

 機能面ではLenovo G475と同様のDirectShareとVeriFaceを搭載するほか、SRS Labsのサウンドシステム「SRS Premium Sound」を採用。ボーカルや台詞の明瞭感が高められるという。

 CPU以外の仕様は共通で、メモリ4GB、Intel HM65 Expressチップセット、750GB HDD、Blu-ray Discドライブ、1,366×768ドット表示対応15.6型ワイド液晶ディスプレイ、OSにWindows 7 Home Premium(64bit)、Office Home & Business 2010などを搭載する。

 インターフェイスは、SDカード/メモリースティック(PRO)/xD-Picture Card対応カードリーダ、USB 2.0×3、USB 2.0/eSATAコンボポート×1、ミニD-Sub15ピン、HDMI出力、Ethernet、IEEE 802.11b/g/n、Bluetooth 2.1+EDR、200万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。

 バッテリはリチウムイオンで、駆動時間は約5.7時間。本体サイズは376×250×32.3~34.5mm(同)、重量は2.6kg。


メタルレッドスモーキーグレー

(2011年 3月 8日)

[Reported by 劉 尭]