株式会社システムトークスは、1ポートにつき2,000mAのバスパワー出力が可能なUSB 3.0インターフェイスカード「USB3-PE5G2P」(PCI Express x1用)、「USB3-EC5G2P」(ExpressCard/34用)を5月に発売する。価格はいずれもオープンプライスで、店頭予想価格は4,980円前後の見込み。対応OSはWindows XP/Vista/7。

USB3-EC5G2P

　独自の設計により、USB 3.0規定の1ポートあたり900mAの2倍以上の電力、2,000mAの出力が可能なインターフェイスカード。USBデバイスに常に安定した電力を供給できるという。

　いずれもUSB 3.0を2ポート備える。USB3-PE5G2Pはペリフェラル4ピン電源補助コネクタを備えているが、これを接続せずとも、1ポートあたり2,000mA、2ポート合計で4,000mAの出力が可能。ペリフェラル4ピンケーブルを接続することでさらに安定したバスパワー出力が実現できる。

　USB3-EC5G2Pは、ACアダプタやUSBからの電源補助ケーブルを接続せずとも1ポートあたり500mA(通常他社製品だと300mA前後)、付属の電源補助ケーブル(PC本体のUSBコネクタを1基利用する)を利用すれば1ポートあたり1,500mA、別途ACアダプタを利用すれば1ポートあたり2,000mAの出力ができる(ただし最大は2ポート合計で2,000mA)としている。

　採用チップはNECの「μPD720200」。転送速度は最大5Gbps。本体サイズはUSB3-PE5G2Pが121×93×22mm(幅×奥行き×高さ)、USB3-EC5G2Pが42×108×6mm(同)。