オンキヨー、国内初の地デジ内蔵ネットブック
~AM/FMラジオ内蔵モデルも

C4シリーズ

2月中旬 発売

価格:オープンプライス



 オンキヨー株式会社は、地上デジタルTVチューナもしくはAM/FMラジオ内蔵のネットブック「C4」シリーズを2月中旬より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、地デジ内蔵の「C411A6」が54,800円前後、ラジオ内蔵の「C411A5」が49,800円前後の見込み。

 miniB-CASカードを採用することで、ネットブックとして国内初となる地デジチューナを搭載した製品。Mini PCI Express接続の地デジチューナ、AM/FMラジオのモジュール、デジタルTV/ラジオ対応の試聴ソフト「PureSpace」はいずれも自社開発。ノイズの影響を受けやすいラジオは、オンキヨーがオーディオ機器やサウンドカードで培ってきた独自の設計ノウハウを投入したという。

地上デジタルTVチューナAM/FMラジオチューナ

 PureSpaceは、Windowsのミキサーをバイパスする「PDAP(Pure Direct Audio Path)テクノロジー」を採用し、音声信号をデバイスにダイレクトで伝送するほか、TV/ラジオ視聴中のWindowsシステム音をシャットアウトできる。このほか、音楽や写真、動画、DVDの再生などが可能で、統合試聴ソフトになっている。録音したラジオ番組のiTunes連携も行なえる。

 チューナ以外の仕様はほぼ共通で、Atom N450(1.66GHz、ビデオ機能内蔵)、Intel NM10 Expressチップセット、メモリ1GB(最大2GB)、HDD 250GB、1,024×600ドット表示対応10.1型ワイド光沢液晶、OSにWindows 7 Starterを搭載。

 インターフェイスはUSB 2.0×3、Ethernet、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、ミニD-Sub15ピン、SDカード/メモリースティック対応スロット、30万画素Webカメラ、音声入出力などを装備。ラジオモデルはマイク端子がアンテナ兼用でAM/FMアンテナが付属、地デジモデルはアンテナ端子用のF型コネクタ変換ケーブルが付属する。

 バッテリ駆動時間は約3.3時間。本体サイズは258×186×23mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.1kg。

天板はUVコーティングを施したキーは独立式、キーピッチは17.5mm

(2010年 1月 21日)

[Reported by 山田 幸治]