ハンファ・ジャパン株式会社が展開するDIGITAL COWBOYは、NAS機能付きメディアプレーヤー「MOVIE COWBOY」の新モデル「DC-MCNP1」を8月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19,900円前後の見込み。

　NAS機能付きのメディアプレーヤー「MOVIE COWBOY」の新製品。内蔵するドライブを2.5インチに変更し、筐体がコンパクトになった。本体サイズは167×29×112mm(幅×奥行き×高さ)、重量は325g。

　新たにH.264に対応し、MVKコンテナの再生をサポート。カメラで撮影したAVCHDのm2tsにも対応する。さらに、ネットワークのデータ転送速度を大幅に高速化。同社の測定によると、実効速度で56～64Mbpsに向上したという。

　2.5インチのSATA接続HDD/SSDを追加するとNASとして動作する。Samba、FTPでのデータ転送が可能で、Webブラウザを使ったインターネット経由でのファイル操作、ストリーミング再生に対応。インターネットからのアクセス用に、無償のダイナミックDNSサービスも提供される。

　再生機能は音程を変えず1.5倍速、2倍速で再生できる「時短再生」、各ファイルのレジューム再生、DVD-VIDEOのファイルのメニュー操作をサポート。このほか、保証外ながらYouTubeやPicasaへのクライアント機能を備える。

　出力インターフェイスはHDMI、コンポジットビデオ、S/PDIF、コンポジットステレオを装備。ストレージ接続用のUSB 2.0ポート×2、PCとUSB接続するミニBのUSB 2.0を備える。電源はACアダプタ。

　有線LANは100BASE-TX。オプションとして、USBポートに増設するIEEE 802.11b/g/n対応のアンテナ付き無線LANアダプタが用意される。直販のみの取り扱いで、発売は8月中旬、価格は4,000円前後を予定。

本体背面	プレーヤーのメイン画面	Webブラウザからのアクセス画面