マイクロソフト株式会社は、「2007 Microsoft Office System」を構成する各種ソフトウェアやサーバー製品をアップデートする「Service Pack 2 日本語版」(以下SP2)を4月29日より提供する。これに先立ち、SP2に関する情報を提供する案内を掲載した。

　提供形態はMicrosoft UpdateやWindows Update、Office Updateによるダウンロードや、ダウンロードセンターからの手動ダウンロードのほか、DVD-ROM送付サービスも用意する。ダウンロードは無料。

　SP2では、安定性、パフォーマンス、相互運用性が改善される。個別にリリース済みのアップデートに加え、フィードバックに基づいた修正アップデートや、IME 2007の最新の修正モジュールを含む。同モジュールは、学習効果が高められており、長時間使用した場合にも快適に使えるとしている。

　相互運用性については、Open XML、Open Document Format、PDF、XPSなどのファイル形式に標準対応する。

　なお、WordやExcelなど主要なソフトウェアは単一のファイルで更新されるが、Visioや、SharePoint等のサーバー製品は個別の更新が必要。