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アプリなどから情報を盗むマルウェアに注意喚起。Steam/Epicなどゲーマーも標的に

 Kasperskyは27日(現地時間)、アプリケーションから様々な情報を盗み取るマルウェア「BloodyStealer」について報告している。

 BloodyStealerは、アプリケーションやWebブラウザのCookieやパスワード、スクリーンショット、セッションといったデータを盗み取るトロイの木馬。同社では3月頃より観測しており、ゲームプラットフォームのSteamやEpic Games Store、Originなども標的となっているという。

 また、データの窃取機能に加え、検出回避能力やリバースエンジニアリング/マルウェア解析に対する保護も備えているとされる。同社ではチャットで送られてきた外部リンクを開かない、ユーザー名やパスワードを求めるWebサイトに注意する、2要素認証を有効にするなどといった対策を奨めるとともに、注意を促している。