ニュース

水冷ヘッドに1,440×1,440ドットの液晶を備えた簡易水冷が登場

CPI-T

 中国の水冷クーラーブランドのBARROWCHは、水冷ヘッド部に1,440×1,440ドット表示対応の液晶を備えた簡易水冷CPUクーラー「CPI-T」シリーズを発表した。

 同社は7月26日(現地時間)に、1,440×1,440ドット/60Hz表示対応の2.9型ディスプレイを搭載した水冷ヘッド「FBLTHD-04N」(Intel用)、「FBLTHDA-04N」(AMD用)シリーズを発表している。この水冷ヘッドは汎用のHDMI入力を備えていて、ビデオカードから映像入力できるのが特徴だ。

 もちろんデスクトップ画面やゲームなども表示できるのだが、AIDA64といった監視ソフトウェアで、さまざまなシステム情報を常時「かっこよく」表示しておくことを想定しているのだ。電源はUSBから取得する。なお、AliExpressでは150ドル程度で販売されている。

FBLTHD-04N

 今回はこの水冷ヘッドを採用し、ポンプ一体型のラジエータやホースを装着済みの簡易水冷キットを発売。「本格水冷の自作はハードルが高いけど、液晶付き水冷ヘッドは欲しい」と思っていたユーザーに好適だろう。

 ラジエータは120mm角ファンが2基のモデルと3基のモデルを用意(ただしポンプ一体型のため、サイズは前者が309.1×124×65.3mm、後者が429.1×124×65.3mmと大きめ)。なおファンはRGB LEDで、リモコンやマザーボードのユーティリティよりカスタマイズできる。

いわゆる360mmラジエータモデル