ニュース

Google「バックアップと同期」は、10月までに「パソコン版Googleドライブ」に移行を

 これまで「バックアップと同期」と「ドライブ ファイル ストリーム」という2つに分かれていたGoogleドライブのデスクトップ(WindowsまたはmacOS)向けアプリケーションが「パソコン版Googleドライブ」に統合されるのだが、このうちバックアップと同期の利用可能期間が9月いっぱいまでとなることが明らかとなった。

 もともと、バックアップと同期は個人向けに設計されたアプリで、選択したファイルやフォルダをGoogleドライブ上のものと同期やバックアップするのが目的。一方でドライブ ファイル ストリームは、共有ドライブ内のファイルの使用やMicrosoft OutlookやMeetとのスケジュール連携といったビジネス向けの機能が中心だった。

 パソコン版Googleドライブでは機能を統合し、お互いの不足機能を補完しつつ、Googleフォトへの写真や動画の直接バックアップといった機能を追加。また、外部ストレージから直接クラウドへの同期、複数デバイスを跨いだファイルのミラーリングなどが可能になる。

 この2つのソフトの統合自体は2月に発表されていたが、7月19日よりバックアップと同期を使用しているユーザーに対して、パソコン版Googleドライブへの移行をするためのガイドを表示、8月18日以降は、移行を促す通知を表示する。移行は9月いっぱいまでを推奨しており、10月1日以降はバックアップと同期を使用できなくなる。