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Microsoft、Windows 11互換性チェックプログラムを公開

 米Microsoftは24日(現地時間)、Windows 11互換性チェックプログラムを公開した。インストールして「今すぐチェック」を押すことで、Windows 11の最小要件を満たしているかを確認できる。

 Windows 11の最小要件は、1GHz以上で2コア以上の64bit CPU、メモリ4GB、ストレージ64GB以上、DirectX 12互換のGPU、9型/720p以上のディスプレイとインターネット接続となっている。

 また、TPM(トラステッド プラットフォーム モジュール) 2.0への対応も必要となる。新しいPCでも特にデスクトップではTPM 2.0チップを搭載しないものもあるが、CPUのファームウェアとしても組み込まれており、IntelならHaswell世代およびClover Trail以降の世代に、AMDならMullins/Beema/Carrizo世代で実装されている。

 「このPCではWindows 11を実行できません」と表示された場合は、UEFI(BIOS)にて、Intelなら「Intel Platform Trust Technology」(Intel PTT)を、AMDならfTPM(Firmware TPM)を有効(Enabled)にすることで、互換性を確保できる場合がある。