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Microsoft、無料で使える個人向けTeams提供開始。ビデオ通話やチャット、タスク管理も可能

Togetherモード

 Microsoftは17日(米国時間)、ビデオ会議ツール「Microsoft Teams」の個人向け機能を提供開始した。デスクトップ、iOS、Android向けアプリおよびWebブラウザを通じて無料で利用できる。

 個人向け機能では、ビデオ通話やグループチャット、To-Doなどのタスク管理といった機能が利用可能となる。ビデオ通話機能では、通常のグリッド表示に加え、Togetherモードを用意。仮想背景にあわせて参加者を表示することで、同じ場所にいるような感覚が実現できるとする。

 1対1の通話の場合は最大24時間まで、グループ通話の場合は最大100名で60分まで無料で可能。なお、後者については新型コロナウイルス感染症の状況を考慮し、当面の間は最大300名で24時間まで無料で利用できるため、家族や友人間の小さな集まりから、バーチャル結婚式などまで幅広く活用できるとしている。

 グループチャット機能では、メールアドレスや電話番号を指定して招待が可能。Teamsを利用していないユーザーについても、SMSを通じてチャットへの返信が行なえる(SMSについては一部地域より段階的に展開)。また、グループ内で共有できるTo-Doリストや投票機能、共有コンテンツをまとめて確認できるダッシュボードビューなども用意している。

 個人向け、仕事用のアカウントはメニューから切り替えが可能。すでに仕事用にTeamsを利用している場合は、プロファイルのメニューから個人アカウントを追加すれば、個人向けのTeamsも利用できるようになる。

To-Do機能
投票機能
ダッシュボードビュー
個人向けと仕事用のアカウントは切り替えて使える