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Twitter、Clubhouseのような音声チャット機能「スペ―ス」を実装へ。詳細が公開

 Twitter Japanは12日、ヘルプセンターに音声チャット機能「スペース」(Space)の項目を追加し、使い方とFAQを公開した。

 Twitterクライアント上で音声チャットルームを作れる新機能。2020年12月より、フィードバックを集める目的でテストを実施している。チャットルームの作成は一部のiOS版/Android版ユーザーにかぎられるが、参加は誰でも可能。記事執筆時点でWeb版からは参加できない。

 チャットルーム作成者がスペースを開始すると専用のリンクが生成され、Fleet(シェア不可の時限ツイート)としてフォロワーのタイムラインに表示される。チャットルーム作成者は発言可能なアカウントを10人まで動的に設定でき、スペースのリンクを知っていれば、すべてのアカウントがリスナーとして参加できる。なおツイートを非公開に設定しているアカウントはスペースを作成できないが、スペースに参加して発言することは可能。

 スペースの音声データはチャットルームの終了後30日間、最長で90日間保存され、すべてのユーザーがダウンロード可能な状態になる。

 このほかスペースでは、自動文字起こし(Live Transcribe)、参加ユーザーのレポートとブロック、スペース上でツイートを共有する機能をテスト中であることが明らかになっている。また海外メディアのThe Verge誌は10日(現地時間)、4月の正式リリースを目標に開発中であることを報じた。