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GTX 1050 Ti搭載カードが「新発売」、ビデオカード不足で

 CFD販売株式会社は「玄人志向」ブランドで、GeForce GTX 1050 Ti搭載のビデオカード「GF-GTX1050Ti-E4GB/SF/P2」を3月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2万727円(税別)前後。

 ジェットエンジンから着想したオリジナルの「ターボファンブレード」を搭載する。ブーストクロックは1,392MHzで、ディスプレイ出力はHDMI/DisplayPort/DVI-D。

 昨年から続く半導体不足やマイニング市場の再燃などもあり、最新のGeForce RTX 30シリーズやRadeonのRX 6000シリーズといったハイエンド製品はもちろんのこと、GTX 1650といったエントリークラスの製品までもが入手が難しい状況となっている。

 NVIDIAはそのような状況を受け、前世代製品のRTX 2060、GTX 1050 Tiの再販を決め、解決策の一つとしたようだ。

 しかし、2016年発表のGTX 1050 Tiを5年後に再投入するとは思い切った策であるが、消費電力が75Wと現行世代のGPUの半分以下で、既存のPCの「延命」には好適だろう。