ニュース

「モバイルSuica」アプリが刷新。Androidも複数枚対応でPASMOと使い分け可能に

リニューアル後のAndroidアプリのイメージ

 東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は、スマートフォン向けの「モバイルSuica」サービスを3月21日にリニューアルする。これに伴い20日午前11時から21日午前7時までサービスを一時停止する。

 リニューアル内容は、複数枚のSuicaの発行(iOS/watchOSでは対応済み)、定期購入時の経路表示改善、タッチでGO!新幹線の利用開始登録対応、Google Payによる決済(Androidのみ)、異なるOSへのSuica移行(Androidで対応済み)、プッシュ通知/バナー通知の充実。

 リニューアル後、Android版ではフェリカネットワークスが提供している「おサイフケータイアプリ」(2月9日以降の最新バージョン)との連携が必要となるが、同じ端末でモバイルSuicaとモバイルPASMOを使い分けられるようになるほか、同アプリによる端末変更やiOSへの移行が可能になる。

 20日午前11時から21日午前7時までのサービス一時停止中でも、入金済みのSF残高の利用や現金チャージ/コンビニチャージ/設定済みオートチャージ/購入済みの定期券/グリーン券、および登録済みの連携サービスの利用は可能。

 一方で、アプリからの入金、定期券/グリーン券の購入/払い戻し、機種変更/再発行登録/退金、会員メニューサイトでの手続き、ビュー・エクスプレス特約の申込み、ネットショッピングでの支払い/Suicaポケットの受け取りなどはできない。