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「WZ Editor」のM1 Mac対応版がリリース

WZ Editor for Mac

 株式会社WZソフトウェアは、M1 Macにネイティブ対応したテキストエディタ「WZ Editor for Mac」のプレビュー版を公開した。2月末まで無償で利用できる。対応OSはmacOS 10.13.6(High Sierra)以降。

 WZ Editorは、Windows向けとしては1995年頃から続く歴史の長いテキストエディタで、現在バージョン10が公開中。今回、M1およびIntel Macの両方にネイティブ対応するmacOS向けテキストエディタとして新たに登場した。

 Windows版のWZ Editor 10と同等のキー操作と操作体系を実現しており、縦書きやプログラミング用エディタとしても活用可能。キーの定義で、VZ Editor/MIFES/Emacs/秀丸エディタライクの設定が用意されており、ほかの有名テキストエディタからの移行も配慮されている。

 日本語の候補表示には、内蔵IMEのWZ imeが使われており、117万語の内蔵辞書から補完候補を表示でき、語彙に沿った表示が行なわれる。また、折り返し字数、テキストの配色、フォント、縦書きなどの設定をファイルごとに記憶可能。

 このほか、アウトライン設定、文字数/行数/枚数確認、ウィンドウ分割表示、校正支援なども利用でき、PDF/EPUB/HTMLでの出力機能、マクロ機能も搭載する。

 販売開始は春を予定しており、ダウンロード版で提供。通常価格は7,800円、WZ Editor 10利用者向けの優待価格が5,800円、WZ Editor 6~9利用者向け優待価格は6,800円となり、App Storeではなく、同社のWebページで直接販売される。