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Intel、3D XPoint採用SSD「Optane 905P/900P」を2月に製造終了

「Optane SSD 900P」2.5インチモデル

 Intelは15日(現地時間)、3D XPoint採用のSSD「Optane 905P」および「同900P」を製造終了すると通達した。最終出荷日は2月26日となっている。

 Optane 905Pは、Micron Technologyと共同開発した不揮発性メモリ技術「3D XPoint」を採用したSSDとして2018年に発売。3D XPointはNANDメモリと比べて高い耐久性、ランダムライト性能、低レイテンシを売りとしている。容量は380GB/480GB/960GB/1.5TBをラインナップ。公称の読み取り速度は2,600MB/s、書き出し速度は2,200MB/s、入出力操作は57万5,000IOPS。

 同900Pは2017年発売。容量は280GB/480GB。公称の読み取り速度は2,500MB/s、書き出し速度は2,000MB/s、入出力操作は55万IOPS。

 どちらも2.5インチU.2、M.2、HHHLのフォームファクタでそれぞれ発売されており、今回、そのいずれも製造を終了する。製造終了の理由として、Optane/3D NAND混載の「Optane Memory H20」に注力するためとしている。H20シリーズの製品は、2021年の第2四半期に提供が始まる見込み。