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子どもが組み立てられる教育向けタブレット「Kano PC」、22日より国内販売

 株式会社リンクスインターナショナルは、子どもが自身で容易に組み立てられる教育向けパソコン「Kano PC」を22日に発売する。価格はオープンプライス。

 英Kanoが昨年(2019年)6月に発表した子どもの教育向けPC。ボードコンピュータ、バッテリ、液晶、スピーカーが別々となっており、子どもが自分でケースのなかに入れて組み立て、コンピュータの仕組みが学べる。シースルーケースとなっているため、組み立てたあとでも内部を観察できる。

 OSにはWindows 10 Proを搭載するほか、かな印字ありの日本語JISキーボードを備える。高さ1mからの落下テストや、高さ120cmから500gの鉄球落下テストにも耐える堅牢性をクリアしている。

Kano PC

 コンピュータの基礎を学べる「How Computers Work」、アート、ゲーム、音楽のコーディングが学べる「Kano Code」、型つきコードを利用して画像を描く方法が学べる「Make Art」といったアプリケーションを搭載する。

 おもな仕様は、CPUにCeleron N4000、メモリ4GB、ストレージに64GB eMMC、ディスプレイに1,366×768ドット表示対応11.6型タッチ液晶を備える。

 インターフェイスはUSB 3.0×2、USB Type-C、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 5.0、microSDカードスロットなどを備える。

 本体サイズは287.5×194×35.6mm(幅×奥行き×高さ、キーボードつき)、重量は1.765kg(キーボードを省いた場合は1.23kg)。

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