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マクセル、ジェスチャー操作も可能で高輝度な空中映像表示技術

Advanced Floating Image Displayの表示イメージ

 マクセル株式会社は、空中映像の表示と操作が可能な非接触HMI(Human Machine Interface)「Advanced Floating Image Display(AFID)」を開発した。

 AFIDは、映像光を任意の方向に導く独自技術「LLIS(Laser Like Image Source)」を利用し、空中映像の表示を実現するもの。解像度は1,920×1,200ドットで、2,000cd/平方mの高輝度かつ1,200:1の高コントラストな表示を可能とする。高精度センサーと組みあわせたジェスチャー操作にも対応し、空中にスイッチやアイコンを表示して、画面に直接触れることなく機器の操作が行なえる。

 同社では、医療機関や交通機関といった不特定多数の人が利用する場所などでの需要を見込んでおり、2020年後半より市場調査を実施する予定で、2021年の市場投入を目指している。