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OPPO、Wear OS採用のスマートウォッチ「OPPO Watch」を発表

~アクティブノイズキャンセル対応の完全ワイヤレスイヤフォンも登場

OPPO Watch(シルバーミスト)

 オッポジャパン株式会社(OPPO)は、Wear OS採用のスマートウォッチ「OPPO Watch」および、完全ワイヤレスイヤフォンの「Enco W51」と「Enco W11」を発表した。スマートウォッチは8月下旬より、イヤフォンは8月上旬より販売が開始され、価格は順に25,800円、15,800円、5,800円。

OPPO Watch

 OPPO Watchは、1.6型320×360ドットの有機ELディスプレイを搭載したスマートウォッチ。本体色はシルバーミスト、ピンクゴールド、ブラックの3種類を展開する。

 Googleのスマートウォッチ向けOS「Wear OS」を採用し、4,000以上のアプリに対応。3気圧防水機能を備え、水泳やランニングなどの各種フィットネス機能を搭載するほか、AIを利用して眠りの深さや時間を計測できる睡眠トラッキング機能もサポートする。

 独自の急速充電規格VOOC Flash Chargeに対応し、75分間でフル充電が可能。通常使用で24時間、スマートパワーセーブモード(省エネモード)では最大2週間のバッテリ駆動時間を実現した。

 無線通信はIEEE 802.11b/g/n、Bluetooth 4.2に対応。ストレージは8GBで、OSはAndroid 6.0以降またはiOS 12以降に対応する。

 本体サイズは41.45×36.37×11.4mm(幅×奥行き×厚み)、重量は約30.1g。

ピンクゴールド
ブラック

Enco W51/Enco W11

Enco W51(フローラルホワイト)

 Enco W51およびEnco W11は、左右同時転送方式を採用した完全ワイヤレスイヤフォン。高品質で低遅延、かつ安定した接続を実現したとする。製品名はアンコール(Encore)に由来し、読みはアンコーとなっている。

 Enco W51は、電車内など騒音が多い環境での使用を想定し、フィードフォワード/フィードバック制御を組みあわせたアクティブノイズキャンセル(ANC)機能を内蔵。振動板にグラフェンコーティングを施し、音の立ち上がりとレスポンスの向上を図った。

 そのほか、Qi無線充電やスマートフォンからのリバース充電にも対応。バッテリ駆動時間はイヤホン単体(ANC有効時)で約3.5時間、ケース併用で最大20時間。本体色はフローラルホワイトとスターリーブラックの2種類となる。

Enco W51(スターリーブラック)
Enco W11(ホワイト)

 Enco W11は、通話に最適な音の伸びや低音から高音までの表現力が特徴。チタンコーティングの8mm径振動板を採用し、力強い低音域を実現したとする。

 バッテリ駆動時間はイヤホン単体で約5時間、ケース併用で最大20時間。本体色はホワイトのみ。

 なお、Enco W51およびEnco W11共通で、充電用インターフェイスはUSB Type-Cとなる。

日本市場参入から約2年半でキャリアへの製品投入を達成

オッポジャパン 取締役 河野謙三氏

 同日行なわれた発表会では、同社 取締役 河野謙三氏より、近況およびこれからの活動方針についての説明も行われた。

 2018年の日本市場参入から約2年半で、同社はキャリア(au/SoftBank)での5Gスマートフォン投入と、2019年におけるSIMロックフリースマートフォン市場での販売台数3位という2つの成果を挙げたとしており、その上で、今後も顧客の必要とするものが何かを徹底的に考えた商品づくりに専念し、「心地よい使用体験」という強みを高めていくとした。

auおよびSoftBankで2020年夏モデルとして販売される5G対応「Find X2 Pro」および「Reno3 5G」
SIMロックフリースマホ市場で2019年には販売台数3位を達成
心地よい使用体験を高めるための3つの取り組み