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Xiaomi、24,800円で4,800万画素対応4眼カメラ搭載の「Redmi Note 9S」

Redmi Note 9S

 Xiaomiは、6.67型ミッドレンジスマートフォン「Redmi Note 9S」を6月9日より発売する。4GBメモリ/64GBストレージモデルと6GBメモリ/128GBストレージモデルの2種類を展開し、価格はそれぞれ24,800円と29,800円。予約はすでに開始している。

 Redmi Note 9Sは、国内市場向けでは初投入となるRedmiシリーズに属するミッドレンジスマートフォン。フラグシップ機に使用されているパンチホール式の「Tiny DotDisplay」を採用し、91%の画面占有率を実現。6.67型2,400×1,080ドット液晶と組みあわせて、映像やゲームなどで没入感の高い体験が得られるとする。また、縦横比を20:9としたことで、一度に閲覧できる情報量が増加している。

Redmi Note 9S(左がオーロラブルー、右がグレイシャーホワイト)
Tiny DotDisplay
左右対称のデザイン
Gorilla Glass 5

 従来のRedmi Noteシリーズからデザインが一新され、左右対称のデザインを採用。手触りがよく、グリップ感が向上する3D曲面ガラスを背面に使用するほか、G3曲率に則ったカーブも特徴的となっている。前面および背面の両方にGorilla Glass 5を使用し、ミドルレンジの製品ながら高い強度を持たせ、表面には水滴耐性のあるナノコーティングを施した。

 SoCにはゲーム向けのSnapdragon 720Gを搭載。Redmi Noteシリーズ初の700番代SoCの採用となり、第5世代AIエンジンも利用可能となった。シングルコアで40%、マルチコアで16%、GPUで14%、AIで115%の性能向上を実現したとする。AnTuTuベンチマークでは278,324スコアを獲得したという。

 1/2型センサーを内蔵したカメラは4眼構成で、4,800万画素メイン、800万画素119度超広角、500万画素マクロ、200万画素深度センサーを搭載。深度センサーにより、ポートレートモード使用時でも正確なボケ表現が可能だとする。AIとハードウェアの組みあわせによって夜景撮影機能も強化した。インカメラは1,600万画素となっている。

 本体厚8.8mmながらバッテリ容量は5,020mAhで、2日間の連続動作が可能だとし、18Wの急速充電もサポートする。そのほか、側面の電源ボタン部に内蔵の指紋認証センサーや顔認証機能、本体を家電のリモコンなどとして使える赤外線ブラスター、3.5mmヘッドフォンジャック、30%の音量向上や80%の低音強化を施したスピーカーなども装備する。

Snapdragon 720G採用による性能向上
AnTuTuベンチマークスコア
4眼カメラ
インカメラ
5,020mAhの大容量バッテリ
電源ボタン内蔵指紋認証センサー

 SIMスロットはNano SIM×2でDSDVをサポート。対応バンドは、FDD LTEがBand 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28、TDD LTEがBand 38/40/41、WCDMAがBand 1/2/4/5/6/8/19、GSMがBand 2/3/5/8。

 センサーは距離/画面内環境光/加速度/ジャイロ/電子コンパスなどを装備し、測位方式はGPS/A-GPS/Galileo/GLONASS/Beidou。インターフェイスはUSB Type-C、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 5.0、microSDカードスロット(最大512GB)などを備える。

 本体サイズは76.68×8.8×165.75mm(幅×厚み×高さ)、重量は209g。本体色はオーロラブルー、グレイシャーホワイト、インターステラーグレーの3種類だが、前者2色がまず展開される。

価格および販路