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渋谷区が区立小中学校の全児童用に「Surface Go 2」を12,500台導入

 日本マイクロソフト株式会社は13日、東京都渋谷区が区立小中学校全26校のすべての児童生徒に、2020年9月以降に配布する端末として、「Surface Go 2」を12,500台導入することを決定したと発表した。

 Surface Go 2は文部科学省の「GIGAスクール構想」が示している学習者用端末の標準仕様をすべて満たしているほか、さまざまなデジタル教材の活用に十分耐えうる性能、ペン描画機能、高精細な両側カメラなどを備えており、GIGAスクール構想の「応用パッケージ」に最適としている。

 渋谷区は2017年9月からWindowsタブレットを区立小中学校のすべての教員と児童生徒に配布しており、いち早く児童生徒1人1台の端末環境を整備し、授業や持ち帰り学習で活用してきた。今回の端末更新を機にさらなる教育ICT環境の充実を目指し、Surface Go 2の導入を決定した。

 また、同時導入する、1学年に1クラス分の「Microsoftクラスルームペン」と、すでに導入しているOffice 365を含む「Microsoft 365 A5」と組み合わせることで、PowerPointやWordを使った学習のみならず、重要な手書きの要素を残したとしている。