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Windows 10でプロキシ設定するとネット接続できない不具合

 Microsoftが2月27日に配布したKB4535996を適用したWindows 10のビルド18362.693において、プロキシの設定を自動または手動で設定すると、ネットワークの変更が生じたいさいにネットワークに接続できなくなる不具合が発生している。

 この不具合はとくにVPNを使うさいに発生し、VPNに接続もしくは切断したタイミングで、タスクトレイのネットワーク接続ステータスインジケータ(NCSI)が「切断」もしくは「制限付きアクセス」の表示に変わり、WinHTTPもしくはWinlnetを使うアプリでインターネットに接続できなくなる。

 問題が発生するのは1709以降のすべてのWindows 10、Windows Server。影響を受けるアプリの例として、Teams、Office、Office 365、Outlook、Intelrnet Explorer 11および一部のバージョンのEdge。

 問題が発生した場合、デバイスをリセットすることで解決できるとしているが、同社は4月上旬にも問題を解決するアップデートを、Microsoftカタログで配布する。