ニュース

キオクシア、最大6.9GB/sのPCIe 4.0デュアルポートSSD

(左)CM6シリーズ、(右)CD6シリーズ

 キオクシア株式会社は、PCI Express 4.0 x4接続に対応したBtoB向けSSDのサンプル出荷を開始した。エンタープライズ向けSSD「CM6」シリーズおよびデータセンター向け「CD6」シリーズの2機種となっており、一般消費者向けの販売は行なわれない。

 CM6シリーズは、PCI Express 4レーンを2分割することで、2つの機器からアクセス可能なデュアルポート仕様のSSD。シーケンシャルリードは最大6.9GB/s、ランダムアクセスは140万IOPSを発揮し、業界最速クラスの性能を実現したとする。

 フォームファクタは2.5インチで、容量ラインナップは800GB~30.72TB。960GB~30.72TBの製品では1DWPD(Drive Write Per Day)のモデル、800GB~12.8TBの製品では3DWPDのモデルをそれぞれ用意する。

 CD6シリーズは、データセンターやサーバーなどでの利用を想定したシングルポート仕様のSSD。最大6.2GB/sのシーケンシャルリード、100万IOPSのランダムアクセス性能を発揮する。フォームファクタは2.5インチで、容量ラインナップは最大15.26TBまで。1DWPDおよび3DWPDのモデルを用意する。