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Xiaomi、1億800万画素カメラ搭載の5眼スマホ「Mi Note 10」

Mi Note 10

 Xiaomiは6日(スペイン時間)、1億800万画素のメインカメラを含む5つの背面カメラを搭載したハイエンドスマートフォン「Mi Note 10」を発表した。価格は549ユーロ(約66,000円)。

 中国で5日に発表された「Mi CC9 Pro」のグローバル版に当たるモデル。背面カメラは5つに達しており、スマートフォンとしては世界最多クラスとなっている。メインカメラのセンサーには、Samsungの1/1.33インチ「ISOCELL Bright HMX」を採用し、最大12,032×9,024ドットの1億800万画素で撮影可能。4軸手ブレ補正も備える。

 なお、メインで1億800万画素に使われているレンズは25mm相当(35mm換算、以下同)/F1.69の7枚となっているが、レンズ枚数を8枚に増やした「Mi Note 10 Pro」も用意。こちらは中国で発売されている「Mi CC9 Pro Premium Edition」に相当すると思われ、こちらは第三者のカメラ画質評価機関「DxOMark」のMobile部門において、HuaweiのMate 30 Proと並ぶ121のスコアを記録した(写真が130、ビデオが102)。

 そのほかのカメラは、2,000万画素/13mm相当/F2.2の超広角、1,200万画素/50mm相当/F2の望遠、500万画素/125mm相当/F2/手ブレ補正つきの超望遠、200万画素のマクロカメラ(距離2~10cm)となっている。フラッシュライトも4基備えている。

5基の背面カメラを備える

 新機能としてはNight Mode 2.0を搭載し、複数のRAWファイルからノイズを分析して削減。また、ビデオ撮影時の手ブレを軽減する「ShootSteady」も搭載し、960fpsのスローモーションビデオ、4Kの超広角ビデオを撮影できる。

 ディスプレイは6.47型のエッジ湾曲型AMOLEDを採用し、コントラスト比は40万:1を実現。画面内指紋センサーは従来から88%薄くなり、面積が10%向上し、認識精度および強い光源下での認識精度を高めた。画面の表面はコーニングのゴリラガラス5を採用する。

 フラグシップモデルだが、CPUはアッパーミドルのSnapdragon 730Gを採用。バッテリは5,260mAhで、30W充電をサポートする。OSはMIUI 11となっており、AMOLEDの低消費電力を活かした常時点灯機能も備えた。メモリは6GB、ストレージは128GB。

 Mi Note 10 Proは、上記のメモリ強化に加え、メモリは8GB、ストレージは256GBとなる。価格は649ユーロ(約78,000円)。

 なお、グローバルECサイトのGearbestは今回XiaomiとMi Note 10のグローバル販売に関する契約を締結しており、609.99ドルで販売を開始している。クーポンコード「GBMINOTE10」を入力すれば、499.99ドル(約55,000円)に値引きして販売を行なうとしている。

Mi Note 10