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NVIDIA、性能が25%向上した新セットトップボックス「SHIELD TV」

SHILED TV(左)とSHILED TV Pro(右)

 米NVIDIAは28日(現地時間)、TV用のセットトップボックス「SHIELD TV」シリーズを刷新した。

 新モデルではSoCに「Tegra X1+」を採用し、従来モデルから性能を最大で25%引き上げた。Dolby VisionおよびDolby Atmosに対応し、HD/フルHDのビデオを4K解像度までアップスケールするAI技術により、新しい視聴体験を提供するとしている。OSはいずれもAndroid 9.0ベースのAndroid TV。

 下位のSHIELD TVは円筒形となっており、HDMI、microSDカードスロット、Gigabit EthernetやIEEE 802.11ax 2x2 Wi-Fi、Bluetooth 5.0+LEをサポートする。価格は149.99ドル。メモリは2GB、ストレージは8GB。本体サイズおよび重量は40×165mm(直径×高さ)/137g。

 上位のSHILED TV Proは従来と同じ薄型筐体を採用。SHIELD TVのインターフェイスに加え、2基のUSB 3.0ポートを備え、メディアサーバーとして機能する。価格は199.99ドル。メモリは3GB、ストレージは16GB。本体サイズおよび重量は159×259.3×98mm(幅×奥行き×高さ)、重量は250g。

 両モデルともに新設計のリモコンを採用。持ち上げると自動的に点灯するバックライトつきボタンを備え、機能をカスタマイズ可能なほか、Bluetooth経由で接続し、Googleアシスタントによるボイスコントロールも可能。赤外線でTVも制御可能。また、紛失防止機能も備える。