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G.SKILL、1モジュールで32GBのDDR4メモリキットを年末発売

 台湾G.SKILL International Enterpriseは、1モジュール32GBのDDR4メモリキットを2019年第4四半期より発売する。

 発売されるのは「Trident Z Royal DDR4-3200 CL16 256GB (32GBx8)」、「Trident Z Royal DDR4-4000 CL18 128GB (32GBx4)」、「Trident Z Neo DDR4-3600 CL18 128GB (32GBx4)」、「Trident Z Neo DDR4-3800 C18 64GB (32GBx2)」の4キット。

 モジュールの高さを大きくして容量32GBとしたメモリ製品も登場していたが、本製品は通常のDIMMのまま、16Gb DRAMチップを採用することで1モジュールで容量32GBを達成している。全製品ともにIntel XMP 2.0をサポートしたオーバークロックメモリで、ヒートシンクにRGB LEDを備える。

 クアッドチャネル動作でスロットが8本用意されているHEDT環境なら256GBの大容量メモリ環境を構築でき、メモリスロットが4本のマザーボードでも、これまではHEDT環境でないと実現できなかった128GBメモリ環境を実現できる。

 同社の動作試験では、Trident Z Royal DDR4-4000 CL18 128GBがCore i9-9820XとASUS ROG Rampage VI Extreme Encoreとの組み合わせで、CL18-25-25-45 CR2で4,000MT/s動作を達成しているほか、Trident Z Royal DDR4-3200 CL16 256GBが同環境で3,200MT/s、Trident Z Neo DDR4-3800 CL18 64GBがRyzen 9 3900XとMSI MEG X570 GODLIKEで3,800MT/s動作を記録している。

Trident Z Royal DDR4-4000 CL18 128GB
Trident Z Royal DDR4-3200 CL16 256GB
Trident Z Neo DDR4-3800 CL18 64GB
動作設定